「普段のメガネのままサッカーをさせて大丈夫?」
「ボールが当たって割れたら危ないのでは…」
お子さんがサッカーを始めるとき、普段メガネをかけているご家庭で必ずぶつかるのが「安全面への不安」ですよね。
結論から言うと、普通のメガネのままプレーするのは非常に危険です。ケガを防ぎ、安心してプレーするためには**「スポーツ用メガネ(スポーツゴーグル)」**の着用が欠かせません。
そこで本記事では、視能訓練士(目の専門職)の視点を交え、子ども用スポーツゴーグルの選び方や公式戦のルール、度付きレンズの作り方まで分かりやすく解説します!
めとりお子さんにぴったりの安全なゴーグルを選んで、安心してピッチへ送り出してあげましょう。
「メガネとコンタクト、どちらにすべきか迷っている…」という方は、何歳から安全に使えるかを解説したこちらの記事もあわせて参考にしてみてください。

1. 普段のメガネでサッカーをする3つのリスク

「体育の授業くらいなら大丈夫だったし、普通のメガネのままサッカーをさせてもいいのでは?」と考える保護者の方も少なくありません。
しかし、接触や衝撃の激しいサッカーにおいて、日常生活用のメガネでプレーすることには大きなリスクが存在します。
Risk 1: ボール衝突や接触プレイによる顔面のケガ
サッカーは相手選手と激しく身体がぶつかり合うスポーツです。また、至近距離から高速でボールが顔面に当たることも珍しくありません。 日常用のメガネ(金属フレームやプラスチックフレーム)を装着したまま衝撃を受けると、フレームが歪んで顔に刺さったり、レンズが割れて破片で目や皮膚を傷つけたりする重篤なケガにつながる恐れがあります。
Risk 2: 汗や激しい動きによるズレ・落下と集中力低下
サッカーは90分間(小学生は30~40分間)走り回り、ダッシュやジャンプ、ヘディングを繰り返すスポーツです。 普通のメガネは汗で滑り落ちやすく、走るたびにズレてしまいます。プレー中に何度もメガネを押し上げる動作はお子さんの集中力を著しく削ぎ、意図しない落下や踏みつけによる破損の原因になります。
Risk 3: 安全上の理由で公式戦に出場できない
JFA(日本サッカー協会)のルールでは、選手全員の安全を確保するため「危険な装飾品」の着用が禁止されています。 金属製パーツや角のある金属フレームのメガネは、相手選手や自分自身を傷つけるリスクがあるため、試合前に審判から着用を拒否されるケースがほとんどです。せっかく練習を重ねても、試合に出られないという悲しい事態になりかねません。
2.公式戦でスポーツゴーグル着用が認められる3つの基準

審判員(レフェリー)が試合前の用具チェックで確認する主なポイントは以下の3点です。
- フレームに危険な突起や金属パーツがないこと :衝撃を受けた際に自分や相手を傷つけないよう、プラスチックやゴムなど柔らかく安全な素材で作られている必要があります。
- バンドなどで頭部にしっかりと固定できること :つる(テンプル)で耳にかけるタイプではなく、頭の後ろをベルトやバンドで固定し、プレー中に脱落しない構造になっていることが条件です。
- レンズが割れにくい素材であること: 万が一ボールが当たっても砕け散らない、耐衝撃性の高いレンズ(ポリカーボネート製など)が推奨されます。
地域の公式戦や大会によっては、事前に審判員や協会へ「スポーツゴーグルの着用許可申請」や届出が必要になる場合があります。購入・着用を決めたら、念のため所属チームの監督やコーチに一度確認をとっておくと安心です。
3. ジュニア向けスポーツゴーグルの失敗しない選び方4つのポイント

失敗しないスポーツゴーグル選びのために、チェックすべきポイントは以下の4つです。
- フレームの安全性(クッション性)
内側に衝撃を吸収する「シリコン製・ゴム製のクッションパーツ」が付いているものを選びましょう。鼻や頬骨への衝撃をやわらげます。 - レンズの耐衝撃性(ポリカーボネート製)
万が一ボールが直撃しても砕け散らない「ポリカーボネート」などの超強力素材レンズが必須です。 - バンドの調整機能(フィット感)
ベルトの長さが調整でき、汗をかいても滑りにくいマジックテープやラバーバンドタイプがベストです。 - くもり止め対策(通気性)
フレーム側面にベンチレーション(通気口)があるモデルや、くもり止め加工されたレンズを選ぶと、プレー中の視界がクリアに保てます。
プレー中のレンズのくもりを劇的に抑える「おすすめくもり止めグッズ」や日常のお手入れ方法は、こちらで詳しくまとめています。

4. 【年齢別】コンタクトレンズへの移行はいつから?

「スポーツゴーグルではなく、コンタクトレンズにするのはダメ?」という疑問もよくいただきます。結論から言うと、小学生のうちは「スポーツゴーグル」が安心です。
年齢ごとの目安と判断基準をまとめました。
小学生(低学年〜高学年):スポーツゴーグルが基本
小学生のうちは、自分で清潔に着脱・管理するのが難しいことや、砂埃が多いグランドで目にゴミが入った際のリスクが高いためです。まずは安全なゴーグルから始めましょう。
めとりコンタクトによる眼トラブルは、想像以上に身近で起きています!
中学生以降(または自己管理ができるようになってから):コンタクトを検討
手洗い・消毒などの衛生管理が自分ひとりでしっかりできるようになり、本人が希望したタイミングで眼科を受診して検討するのがおすすめです。
めとりサッカーは屋外で砂埃が舞いやすいため、コンタクトにする場合でもハードではなく「使い捨てのワンデー(1day)ソフトコンタクトレンズ」が推奨されます。まずは眼科で適性検査を受けましょう。
「実際に眼科でコンタクトを作る時の流れや注意点」については、姉妹サイト『眼科のトリセツ』で専門的に詳しく解説しています。お子さんのコンタクト作成を検討される際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

5. おすすめのジュニア用スポーツゴーグル
安全性が高く、多くのジュニア選手に愛用されている代表的なスポーツゴーグルをご紹介します。購入の際は、必ず眼科で処方箋(度数)をもらうか、メガネ店でフィッティングを行ってください。
SWANS(スワンズ) Eye Guard シリーズ
特徴: 日本人の顔型に合わせた安心の国産ブランド。衝撃吸収クッションが充実しており、公式戦でも安心して使用できます。
\度なしのアイガードとしてもおすすめ/
REC SPECS(レックスペックス)
特徴: 世界中で愛用されているスポーツメガネのパイオニア。デザイン性と耐久性が高く、バンドのフィット感も抜群です。
\米国の衝撃保護基準を満たした設計になっています/
6.まとめ

普段メガネをかけているお子さんが安全にサッカーを楽しむためのポイントをまとめます。
- 通常のメガネでのプレーはケガや破損のリスクが高いため絶対NG
- バンド固定&耐衝撃レンズの「スポーツゴーグル」を用意する
- 小学生のうちはコンタクトよりもスポーツゴーグルが安心
- 購入・着用を決めたらチームの監督やコーチに確認しておく
「ボールが当たったらどうしよう…」という不安を解消してあげることで、お子さんも思い切りピッチを駆け回ることができます。
めとりまずは一度、お近くの眼科やスポーツメガネを取り扱う眼鏡店で相談してみてくださいね!
\サッカー用の度付きレンズの選び方と眼科での伝え方をわかりやすくまとめました!/


